効果的な離職防止策のために

離職防止策とは、自社の社員が退職するのを防ぐさまざまな施策のことです。なぜそのような対策が必要かというと、せっかく教育して仕事が出来るようになった社員が定着しないと会社の安定した経営・成長が見込めなくなるからです。また、優秀な人材が持っているノウハウが競合他社の手にわたってしまうというデメリットもあります。企業が行なっている離職防止策にはいろいろなものがあります。

社員が退職するのを止めるために、給与や賞与を上げたり諸手当をつけるなど待遇面の改善をするのもその1つです。収入が増えれば経済的な余裕も生まれるので、有効な施策だといえます。しかし、収入だけ増えても職務内容が同じでは、退職する気持ちを変えられない場合もあります。そこで、希望する業務・部署への異動を叶えたり取得したい技術の研修制度を設けたりといった勤務内容の改善も必要です。

待遇を改善することのほかに、各社員のやる気をアップすることも重要な離職防止策です。たとえば、担当する業務において定められた目標を達成したら希望するポストに赴任させるなど、自分の成長が感じられる仕組みを用意することも大事です。さまざまな対策を行なっているのになかなか成果が上がらない場合、主な原因として考えられるのはその対策が社員のニーズに合っていないことです。有効な離職防止策を提案するためには、まず上司と部下が気軽に面談できる機会を増やしたり新人でも上層部に直接意見が言えるような場を設けることが重要です。

風通しの良い職場を実現することが、意味のある離職防止策のはじまりともいえます。

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